2月は節分、立春。
そして私の誕生日。
気持ちが新しいエネルギーに満ちてきます。
「今日一日を大切に、ていねいに生きる」
いつもそう思います。
出来ないことも多々あるけれど、常にそのような心持ちでいたいです。
私は幼い頃に死というものを身近で感じたことがあったせいか、「今日という日は二度と戻らない」という意識が人一倍強いのかもしれません。
とはいえ、毎日毎日、明日死ぬかもしれない・・と考えているわけではないのですけどね。
子どもを見ていると、過去を思い煩うことなく、未来に期待することなく、「今を生きてるなあ」と感じます。
いくつになっても、子どものようなピユアさを持っているおばあちゃんになりたい。
今を生きるには、自分の感情や感覚に鋭敏になることが大切だと思います。
楽しい、嬉しい、悲しい、苦しい、寂しい・・
美味しい、空腹だ、心地いい、苦痛だ、不快だ・・
五感、直感、予感も敏感に。
「今、ここ」の練習として、毎朝のヨガと瞑想を続けています。
特別なポーズなどしなくても、ただ静かに座って深い呼吸をするだけの日も。
自分軸を確かめる時間です。
心とからだのコンディションや精神状態の微妙な変化に気づくことが、その日のセルフケアの指針になります。
ところで、テクノロジーの進化のおかげで色々なことがスピーディーで便利な時代です。
その反面、一つの物事に集中して取り組むことや自分の感覚や思考から物事を判断するという機会が奪われているなとも感じます。
五感を鋭く保ち、感情をじっくり味わい、時間の流れを「今」に集中させること。
そんな暮らしを心がけたいものです。
今夜は、無事に一つ歳を重ねることが出来たことに感謝して眠りにつこう。
秋山 真理子
自然と調和する暮らしのためのハーブ療法(メディカルハーブ、アロマセラピー、フラワーエッセンス)を研究。ナチュラルライフ歴15年以上。2009年より家庭のセルフケアを学ぶ「ナチュラルレメディスクール フランフルール」を主宰。健やかでクリエイティブな暮らしについて発信中。 >>プロフィール詳細