2021年の始まりと春の七草

あけましておめでとうございます。
年が明けるときの空気感はとても清々しく、エネルギーに満ちた初日の出には心からありがたい気持ちになりました。 手間と暇をかけたおせち料理を家族でいただき、気の充実したお正月を過ごしました。


そして新しい風が流れ、日は巡っています。寒の季節に入り、今日は五節句の最初の節句である「人日」。 江戸時代までは桃や端午の節句と並んで重要な年中行事の節日とされていたそうです。 現代では七草粥を食べて邪気を祓う風習が残っています。


七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
本当は天然の菜っ葉を摘みたいところですが、新暦である1月7日には見当たりません。 というのも、本来は旧暦の1月7日(2021年の場合は2月18日)に行う季節の行事だからです。 その頃は立春の時候なので、初春の野に摘むことができるとのこと。


そんなわけで、毎年お正月明けには七草セットをお店で買ってきます。
七草粥を上手に作るには、七草はおかゆを蒸らす時にさっと入れること。 美しい緑色を目でいただきます。


おせち、お寿司などのご馳走が続いたあと、胃腸を休めるためにちょうど良いです。 実際に七草は雑草ですけれども、消化を助ける働きがあるのだからお正月明けの食べ物として正に理に適っています。 そんな習わしの合理的な部分も日本の文化として受け継がれている所以なのだと思います。


ハレの日とケの日のメリハリをつけることが、暮らしを楽しむ極意。 ハレの日を楽しむために、そしてケの日を楽しむために、日々を紡いでいきたいと思います。

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