風邪のための自然療法セルフケア02 ハーブティー

 

自然治癒力を高めるハーブ

風邪を予防するためには、日頃から自然治癒力を高めておくことが大切です。
ウイルス感染である風邪の場合は特に免疫系の働きを活発にし、自分を守る防御力を強めておきたいものですね。
またウイルスが侵入して風邪の症状が起こり、やがて元の正常な状態に戻るのも自然治癒力のおかげです。

 

この私たちの生きる力である自然治癒力に作用するのが、ハーブです。
植物が太陽の光によってつくり出した多様な成分(フィトケミカル)を活用し、自然治癒力を高めて心身の健康に役立てる療法を「メディカルハーブ」または「ハーブ療法」といいます。

 

風邪にハーブが役立つのは、免疫系を中心とするからだの治癒の仕組みを活性化し自然治癒力を高めることができるからなのです。

 

心とからだに寄り添うハーブティーのある暮らし

 


私にとって、ナチュラルで健康的なライフスタイルを実践するために欠かせないのがハーブティーです。
ホッと一息つきたい時、ちょっと疲れたなという時、ハーブを手に取りお茶を淹れます。

 

その芳しい香りと味が心とからだにゆっくりと染み込んでゆきます。
どのハーブにしようか選んだり、一口ずつじっくり味わったり。
「ハーブティー」という手立ては、感覚を研ぎ澄ませて自分自身に寄り添う時間をもたらしてくれます。

 

ハーブの使い方は様々ありますが、なかでもハーブティーは一番手軽で親しみやすい活用法です。

風邪の予防やケアを目的とする場合、

・免疫力を高める
・ストレスを和らげる
・ビタミンCなどのミネラルの補給

に役立てることができます。

 

風邪の予防とケアに役立つハーブ

 

エキナセア

Echinacea angustifolia , E.palida , E.purpurea

アメリカの先住民のあいだで古くから重宝されていたハーブで、風邪や伝染病に用いられました。
近年になり免疫賦活や抗ウイルスなどの活性作用が報告されています。
(エキナセアに含まれる多糖体という成分が、免疫細胞であるマクロファージを活発化させ、ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンという物質をつくる働きを促進します。)

 

 

エルダーフラワー

Sambucus nigra

ヨーロッパやアメリアの伝統医学で用いられてきた長い歴史のあるハーブです。
風邪の特効薬と呼ばれ、風邪のひき始めに飲むと効果的です。
豊富に含まれるフラボノイドは発汗・利尿作用に優れています。鼻や喉の症状や粘膜の保護にも役立ちます。

 

ローズヒップ

Rosa canina

バラの偽果から種子を取り除いて乾燥させたもの。レモンの20〜40倍のビタミンCを含むので、感染や炎症などビタミンCの消耗時に役立ちます。
(ウイルスに感染すると副腎皮質から糖質コルチコイドというホルモンが分泌され、ウイルスに抵抗するための防御体勢になります。この糖質コルチコイドをつくる時に必要となるのがビタミンCです。)

 

 

他にタイム、ジャーマンカモミール、ペパーミント、リコリス、ジンジャーなどもよく用いられます。

 

風邪予防のためのハーブティーのレシピ

 

ハーブティーは風邪予防と風邪のひき始めに一番効果を発揮します。
我が家では秋の肌寒くなる頃から冬にかけて、エキナセアを中心とするブレンドをよく作ります。
ハーブティーは飲み続けるためには味のバランスも大切ですよね。
私はエルダーフラワーの甘い香りがとても好み。リンデンと組み合わせるとより一層美味しくなるから不思議です。

 

風邪予防のためのブレンドハーブティー

【材料】(2〜3杯分)
エキナセア    3g
エルダーフラワー 2g
リンデン        2g

 

【作り方】

熱湯を注ぎ5分間抽出します。

 

これはとてもシンプルなレシピですが、相乗効果を期待できるブレンドです。
喉の痛みを感じた朝やちょっと風邪かな?という時に飲むと、それ以上悪化してしまわないように緩めてくれる、というのが私の実感です。