バッチフラワーレメディは、精神的な不調和を花のエネルギー情報によって整える自然療法です。心の状態に適したフラワーレメディを38種類のなかから選び組み合わせて摂取し、穏やかなマインドを取り戻していきます。
自分で実践できるセルフケアツールですが、心の状態を言語化することやレメディの選択が難しいことがあります。そんなときは、バッチフラワーレメディのプラクティショナーからのサポートを受けることができます。プラクティショナーはバッチフラワーレメディの国際的教育機関である英国のバッチセンターに登録し、年に一度のCPD(専門性の向上のための活動報告書)を提出し活動しています。私も2013年より登録プラクティショナーとして、細々とではありますが今もなお普及活動を続けています。
先日、都内で開催されたプラクティショナーの研修に行ってきました。今回の研修には関東を中心に各地のプラクティショナーが集まり、なかには歴20年以上かつ人生経験も豊富な先輩方も多くいらしていました。
バッチフラワーレメディは日常生活のみならず、医療、介護、ペットのケアなど、さまざまな分野で活用されています。各自の活動について語ったり、近況報告をしたり、同志での交流の少ない私にとって大変刺激的な時間でした。
高齢の親との人間関係や、看取りについてお話しされる方が多く、誰しも避けては通れない局面にどう立ち会うのかを考えさせられました。そして遺された者にとって、バッチフラワーが生きる喜びを自ら再起させる手立てになり得るという共通理解を皆さんと深め合いました。
グループワークでは、クライアント役、プラクティショナー役、オブザーバーと交代で役割分担をして、対面コンサルテーションのスキルの鍛錬に臨みました。
コンサルテーションにおいて大切なことは、プラクティショナーがクライアントの声を心で聴くこと、そして非言語的なものも含めたコミュニケーションをとることです。家族とさえも分かち合えない気持ち、友人にも言えない心の奥底のこと。コンサルテーションの目的は、単に適切なレメディが選ばれることだけではなく、クライアントご自身でも思いもよらない本心や、抑え込んでいた感情に気づいて味わう時間のためにあります。
そして、花のレメディ自体の効果はもとより、クライアントが感情を表現し、プラクティショナーがそれに寄り添う、その両者のおこないにこそヒーリングが起こります。そのことを再確認したグループワークでした。
それにしても、普段から私は人の話を聴くことが多いので、クライアント役のときは先輩にコンサルしてもらってスッキリしました笑。(写真は今の私に必要なレメディとして選んでもらったものです。)
さらなる鍛錬を積んでいきたいと思います。