花粉アレルギーのセルフケア② ストレス緩和のためのアロマセラピー

花粉アレルギーのためのホリスティック(全方位的)なセルフケアの2つ目は、こころの面からのアプローチです。

植物の芳香(エッセンシャルオイル)を用いて心身を整えるアロマセラピーによるストレスケアについてまとめます。

もくじ

ストレスによる免疫機能への悪影響を緩和する

私たちのからだには、あらゆるストレス(身体的・環境的・心理的・社会的)に適応しバランスを保とうとする仕組みが備わっています。心身の健康の基礎であり、ホメオスタシス(恒常性)を維持するために働いています。

ところが強いストレスが慢性的に続くと、この働きの維持が難しくなります。治癒を促すシステムである自律神経系・免疫系・内分泌系のネットワークのバランスが乱れ、それは心身の不調として現れます。

花粉アレルギーを免疫の過剰反応とするならば、ホメオスタシスの不安定さに影響しているストレスを和らげることが重要です。

つまり、アレルギー疾患の温床となるストレスを緩和することがセルフケアの重要な柱になります。

ストレスを和らげる方法の一つがアロマセラピーです。

植物の香りであるエッセンシャルオイル(精油)は、ホメオスタシスの働きに関わる自律神経系・免疫系・内分泌系の安定を保つために良い変化を与えます。
そして心とからだをリラックス状態に導くことで、アレルギー反応を軽減することが期待できます。

またエッセンシャルオイルは、アレルギーによる炎症反応そのものを和らげるためにも使うことができます。

花粉の季節に有効なエッセンシャルオイル

アロマセラピーは、身体的、心理的、精神的なアプローチが可能なホリスティックなセルフケア方法です。

花粉アレルギーの対策に有効なエッセンシャルオイルを選びます。
心理面のケアとしてストレス緩和に主軸をおき、かつ呼吸器系の炎症を鎮めることにも有効なエッセンシャルオイルを挙げてみました。

ユーカリ・ラディアータ
深い呼吸を促し、抑圧された感情を解放します。炎症を和らげ、鼻や喉の症状を落ち着かせます。空気を浄化します。

ローマン・カモミール
鎮静作用があり、怒りや緊張を和らげます。ストレスによる心身の不調に特に有効です。

フランキンセンス
ストレスによる浅い呼吸を改善し、溜まった感情を循環させます。胸を開き、呼吸器系の緊張をほぐします。

ラベンダー
自律神経系を調整するので神経の疲労に良いです。イライラや怒りを落ち着かせ、快眠を導きます。炎症の緩和にも。

サイプレス
呼吸を深め、心を浄化し、高ぶった感情を鎮めます。体内の余分な水分と老廃物の排出に役立ち、粘膜の腫れやむくみにも有効です。

セルフケア実践例 アロマセラピー編

アロマバスソルト

好みのエッセンシャルオイル 5滴
無水エタノール 小さじ1
天然塩 大さじ2

上記のエッセンシャルオイルのうち1〜2種を用い、アロマバスソルトを作ります。好みで柑橘系のエッセンシャルオイルを加えても良いです。

まず無水エタノールにエッセンシャルオイルを溶かし、そして天然塩と混ぜ合わせます。
全身浴、足浴ともにリラックス効果の高い方法です。

アロマトリートメント

上記のエッセンシャルオイルのうち1〜2種を用い、マッサージ用のアロマトリートメントオイルを作ります。
適量を手にとり、首筋、胸、肩、足裏などを円を描くようにしてやさしくマッサージします。

好みのエッセンシャルオイル 2〜3滴
アーモンドオイルなどの植物油 10ml

入浴後のタイミングでトリートメントすると効果的です。手で皮膚をゆっくりとさすることでリラックスできます。

セルフケアの習慣にアロマセラピーを

いつものバスタイムに、寝る前のルーティーンに、少しの香り必要なだけ用いて日常的に実践できるのがアロマセラピーの良いところです。

セルフケアでできる小さな習慣の積み重ねが、からだとこころの回復力を高めていきます。


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