毎年、同じ時期に花粉アレルギーの症状を繰り返すのはなぜなのでしょうか。
花粉アレルギーは身体的な不調の問題だけではないかもしれません。
ホリスティックな観点で、花粉アレルギーを感情や精神の視点から読み解いてみたいと思います。
アレルギーは「心の葛藤」の表現
アレルギーになりやすい人には、ある共通したパターンが見られると言われています。それは、愛しているものを自分自身に禁じているという内面の葛藤です。
たとえば、ある人のことをとても好きなのに、その人に依存している自分が許せない。
一緒にいたいという気持ちと、そこから離れたい気持ちが共存している。
このような矛盾した感情が、身体的にアレルギー反応として表現されるのかもしれません。
また、「攻撃された」と感じやすい傾向もアレルギーと関係しているといわれます。他者に感じる恐れや攻撃性は、実は自分の内側にある感情が外側に投影されたものに過ぎないのです。
さらには、花粉は「愛」「性」「生殖」のシンボルです。そして中国の五行説では、春は怒りの感情と関係があると考えられています。
なぜ春の季節に花粉アレルギーが発症するのかを考えてみると、身体面への対症療法だけではない感情面へのアプローチのヒントになるかもしれません。
花粉症が毎年繰り返される理由
花粉症には、さらに深い背景がある可能性があるとも考えられます。
初めて花粉症になった年に、なにか受け入れがたい出来事があったかもしれません。心理的な観点からそのように解釈されることがあります。
そのときの感情的な傷は意識の奥に抑圧されます。しかし、毎年花粉が飛ぶ季節になると、その古い心の傷がうずきだす。症状はからだを通じて「まだ癒えていない心の痛みがあるよ」と知らせてくれているのかもしれません。
問題は、その出来事そのものではなく自分がそれをどう解釈したかにあります。他者を変えることはできなくても、自分の解釈や心の在り方は変えられます。
「ゆるし」は、相手にされた悪いこと(悪いと価値判断したこと)を仕方なく許してあげることではなく、自分を自由にするためのもの。
長年抱えてきた恨みや怒りをそっと手放すことで、からだの反応も変わっていく可能性があります。
このような感情面、精神面へのアプローチとして、フラワーエッセンス療法があります。アレルギーの背景にある恐れ、怒り、葛藤、嫌悪感といった感情パターンを和らげることができるレメディについては、別の記事にてご紹介します。
【参考文献】
『自分を愛して!病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ』 / リズ・ブルボー / ハート出版

