良質なハーブや精油(エッセンシャルオイル)の選び方

ハーブ療法(メディカルハーブ)やアロマセラピーをヘルスケアを目的として実践するならば、質の良いハーブや精油(エッセンシャルオイル)を用いることが必須です。

心の奥に届き、からだを揺り動かし、魂を震わせるような力のある素材を選びたいもの。初歩の方こそ、クオリティの高いものと最初に出会うことが大切です。

では、さまざまなハーブ・アロマブランドがありますが、どのように選んだらよいのでしょうか。それは私たち使い手の感覚と、作り手の意識によって見極めることができます。

生命力を呼び覚ます力があるかどうか

ハーブや精油は私たちの生きる力を静かに奮い起こす”呼び水”のような存在です。たとえばその香りに触れると、心やからだのどこかにじんわりとそのエネルギーが響いてくるのを感じます。感覚的、肉体的、精神的に安定する一点を探るような力が動き出します。生きる力が内側から湧き立つような感覚です。それはクオリティの高いハーブや精油であるほど強く感じられます。

精油ならば、その香りは決して一面的ではなく奥行きがあります。たとえばペパーミントの香りには爽快さの中に甘さをたどることができるように、香りのさらに奥へ奥へと引きつける力があります。同じラベンダー精油でも、異なるブランド(メーカー)のものを嗅ぎ比べてみると分かりますが、香りに微妙な違いがあります。それは私たちの感覚センサーが鋭敏であれば、即時に感じられるものです。

その香りの違いは一体何でしょうか。それは植物の生命力そのものです。ハーブや精油の原料である植物がどのような環境でどのように育ったのかが、香りとして如実に現れているからです。ハーブならば形状、色、質感として、つまり私たちの感覚的な体験によって素材の質の情報を受けとることができます。

背景に想い、哲学、理念があるかどうか

人の手によって栽培されたハーブや抽出された精油は、作り手である人の意識が反映されています。つまり作り手の想いや考え方が植物の栽培方法、扱い方、届け方に影響し、素材のクオリティとなって現れています。

ところで、美味しい野菜は農家さんの意図によって美味しくなるのではないでしょうか。生き生きとして、エネルギーがぎゅっと集まった野菜はほんとうに美味しいです。その裏側には、美味しい野菜を家庭の食卓へ届けたいという農家さんの強い気持ちがある。それが自然環境に抗うことのない栽培方法を選ばせ、農薬や肥料を不要にします。強いエネルギーを持ったものの背景には、それを支える哲学が必ずあるものなのです。

私たちを突き動かす良質なハーブや精油は、自然の摂理を守ることの大切さを知っている人にしか作ることができません。ハーブ・精油ブランドならば、良質なプロダクトを生み出すにふさわしいコンセプトが必ずあるはずです。

もし感覚で確かめることが難しいのならば、作り手の背景を調べて納得することができるかどうかもハーブ・精油ブランド選びの一つの方法です。確かなコンセプトは、品質だけでなく、さらには環境への配慮、パッケージへのこだわり、店舗での陳列状態、スタッフの対応にも浸透しています。歴史のあるブランドであれば、多くの人々に長く応援され続けている証でもあります。

使い手も良質なハーブや精油を作っている

ハーブや精油を買うということは、そのブランドに一票を投資し応援するということです。ハーブや精油を単に消費するだけでなく、心から支援したい作り手さんが作ったプロダクトを選びたいもの。使い手と作り手の循環を円滑にすることも、長期的に良質なハーブや精油を作り続け、使い続けることにつながっています。

(ヘルスケアではない他の目的で市販されているハーブや精油と混同しないために、特に初歩の方は専門店での購入をおすすめします。)

まとめ

心身の健康のためにハーブや精油を用いるならば、ヘルスケアに適した良質な素材を選ぶことが大切です。そのためには使い手自身の感覚を頼りにすること。そして人の健康や暮らしの豊かさのためのという意図を持った作り手を探すことです。

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