一つの念願を叶えることができました。
以前から気になっていたハーブ専門店「LA RICHESSE BOTANIQUE(ラリシェスボタニク)」さんへ訪問したことです。
店構えからして素敵です。
中に入るのに、ちょっとドキドキしました。というのは、店主の岡本さんとは実は5年以上ぶりの再会だったのです。
今回のハーブ旅の旅程にラリシェスさんをどうしても入れたくて、お店の開店日に合わせてスケジュールを急きょ変更。
突然の訪問にもかかわらず、あたたかく迎えてくださいました。
店内はまるでパリのエルボリステリのような雰囲気。10種類以上のハーブブレンドが棚に並んでいます。全て岡本さんのオリジナルブレンド。
サンプルを一つ一つ試しながら、その美しいビジュアルと香りに気分が高まります。お店も、ハーブのブレンドも、彼女のクリエイティブなセンスが眩しいほどです。
この日私が選んだのは、「jardin fleuri 蝶々を探しに」というハーブブレンド。
まさに、花の庭です。
ジャーマンカモミール、ローズ、ジャスミン、ネロリ、エルダーフラワー、ラベンダーなど、色とりどりの花びらがひらひらと舞うようです。
ハーブティーを淹れることにひたすらになる。。
どんな人たちのどんな想いによって、このハーブティーが私の手元にあるのか、それを想像してみたり。
ブレンドの名前にも意図が込められていて、それがハーブの力をより強めるのだろうと感じたり。
所々に散りばめらている、岡本さんの粋な心遣いに気づいたり。
そうして、自分にとって幸福感をもたらすお茶になるのです。
ハーブティーをどのようにして飲むかという「セッティング」はハーブの心理的な効果に影響していきます。
まろやかで丸みのある味わいの中に、密かに通る爽やかさ。
ふわりと心が軽くなり、花々にやさしく包まれたような安心を感じます。そして女性に生まれたことに嬉しくなりました。
旅から帰って日常に戻り、ホッと一息ついた時にゆっくりいただきました。このお茶とともに想い出に浸りながら余韻を楽しんでいます。
お店は栃木県の宇都宮駅近くにあります。オンラインショップでもお買い物ができるようです。
また行きたいな。
LA RICHESSE BOTANIQUE http://www.l-r-b.com/