自然界の花のエネルギーによって心の調和を整える「フラワーエッセンス」。フラワーエッセンスについて知りたい方、実践したい方におすすめの関連書籍をご紹介します。
フラワーエッセンス(バッチフラワーレメディ)とは
フラワーエッセンス(フラワーエッセンス療法)とは、自然界の花のエキルギー的な情報を含んだ水を摂取することによって心身の健康に役立てる自然療法です。
フラワーエッセンス体系の礎を生涯をかけて築いたのがエドワード・バッチ氏です。医師として人々の病を治癒に向かわせるため、野の花の朝露にその可能性を見出しました。そしてあらゆる心の状態に対応できる38種類のフラワーレメディを完成させました。
現在、世界各地には多くの種類のフラワーエッセンスがあります。彼が手がけた元祖のフラワーエッセンスは「バッチフラワーレメディ」と呼ばれ、様々なフラワーエッセンスの中でもとりわけ古典的な位置付けにあります。バッチ博士が生きた1930年代から約90年間にわたり、彼の生まれ故郷であるイギリスを中心に世界の多くの人々に長年親しまれています。
「Heal Thyself / 汝自身を癒せ 」はバッチ博士が語った直々の言葉
「Heal Thyself 汝自身を癒せ 」は、バッチ博士が遺した重要な著述の一つです。1920-1930年代に活躍したバッチ博士の著書は多くはなく、本人の言葉で語られた大変貴重なものになります。世界のフラワーエッセンス界隈でも最もよく知られている文献です。
この文章の内容は、フラワーエッセンスそのものについてというよりも、健康とは?幸福とは?理想の医療とは?といった哲学的なことに深く触れられています。先代から受け継がれた生命に関する哲学がバッチ博士の言葉によってまさに凝縮されていると言ってもいいかもしれません。
また、なぜ “花” が人の病の治癒に必要なのか?その背景には宇宙、自然、生命に関する奥義があることを指し示しています。
何のために生きるのか、人はなぜ病気になるのか。。
もし今、苦境に立っている人がバッチ博士の言葉に触れるならば、きっと心の奥深くに響くものがあると思います。生きることに関して、どの時代にもどんな人にも通ずる普遍性がそこにはあります。落ち込んだとき、ネガティブな感情を繰り返しているとき、新たな視点から自分を取り戻すための言葉を見つけることができるはずです。
すべての苦しみを解く確実な方法とは、自己愛を他者への慈愛に転換することである。
子どもを持つことは神聖な務めである。親は、小さな新入りにできる限り霊的、精神的、物質的な導きを与えることだけを心がけるべきである。その小さな存在は、高次の自己の命ずる声に従い自分自身のやり方で知識と経験を得るために生まれてきた個別の魂であることをいつも忘れてはならない。
どんなに悲劇的なことが起こっても、それは人間の進化のための一時的な段階である。病気でさえ、それ自体は恩恵であり、最終的には完全に向かうための力となるよう意図された法則が働いているという安心が与えられる。
〈参考文献〉Edward Bach「Heal Thyself」1931 (Bach Centre electronic edition) | 「バッチ博士の遺産」バッチホリスティック研究会 2007 | ジュリアン・バーナード編「エドワード・バッチ著作集」BABジャパン 2008
「Heal Thyself 汝自身を癒せ 」は、フラワーエッセンスについて知りたい方はもちろん、魂を含めたホリスティックなヘルスケアを求める方に相応しい書物です。
また良書には折に触れて読むたびに心に響くフレーズが変わるという面白さがあります。バッチフラワーレメディを長いあいだ実践している人々の間でも繰り返し読まれ続けています。
翻訳書と原文
翻訳書(日本語)
原文(英語)
バッチ博士が伝える直々の言葉をそのまま感じてみたい方には原文(英語)がおすすめです。healing、soul、 spiritなどの言葉がどのように使われているかについても、とても興味深いです。
バッチフラワーレメディの本拠地である英国バッチセンターのWEBサイトより無料で読むことができます。
英国バッチセンター無料ダウンロード(英語)
>>Bach Centre FREE DOWNLOADS BOOKS