イギリスのアロマブランド「ニールズヤードレメディーズ」表参道店(東京)

英国ロンドン発のナチュラルアポセカリー(自然薬局店)「ニールズヤードレメディーズ」。十数年前、私がアロマセラピーに出会い学び始めた時からご縁のあるアロマブランドです。

ふと、あの頃の初心に返りたくなりました。これからアロマを始めてみたいという方の気持ちに寄り添うためかもしれません。

そこで、都内にあるニールズヤードレメディーズ表参道店へ行ってきました。いつ訪れても、都会的で洗練された、かつナチュラル感のある雰囲気が心地いいお店です。

真っ先に向かったのは精油(エッセンシャルオイル)のコーナー。柑橘系、フラワー系、ハーブ系の香りをはじめ、約30種類の精油が並んでいて、一つ一つ香りをお試しできます。

何よりニールズヤードのスタッフさんの接客もナチュラルで感じがいい。精油の知識を一方的に説明されるでもなく、じっくり香りを嗅ぐ隙を程よく与えてくれるのです。

他にも、いろいろなアロマアイテムがあってじっくり見て嗅いで回りました。
立ち止まったのは、「アロマパルス・リラクセーション」というポケットサイズのアロマオイルのところ。ラベンダー&ゼラニウムのやさしい香りです。
たしか、昔ニールズヤードに初めて行った時に買ったものだったと思います。今もおそらく同じ香りブレンドで、なんだか懐かしくて嬉しい気持ちになりました。


アロマセラピーを夢中で学び始めた頃、精油や植物オイルを買いに、足繁くこの表参道のお店に通っていたことを思い出します。当時のお店の広さは今の半分くらいだったので、今のように拡大した店舗の姿や充実した品揃えを見ると、多くの人たちに愛されて育ってきた優良なブランドなんだろうなと想像できます。

この日は、数種類の精油がブレンドされた「ブレンドエッセンシャルオイル」を買うことにしました。テーマ別に5、6種類ほどあるけれど、どれにしようか、、文字情報はあえて目にせずに、香りだけで選んでみました。

「ウーマンズブレンド」がまた私を呼びました。また、というのは、過去にも同じ香りが欲しくてこれを選んだことがあったからです。ローズを中心にした花の香りブレンドです。

私はフローラル系の香りが好きだ、ということが改めてよく分かりました。自分で精油をブレンドするのも楽しいのですが、すでにブレンドされているものからどんな香りのブレンドだろう?と探るのも楽しくて勉強になります。


ニールズヤードレメディーズの特長の一つが、「ライフスタイルとして、アロマセラピーを提案している」ということです。

ブランドイメージ、店内の様子、ブレンドオイルの香りにも表れているように、健やかで上質な暮らしっていいよねというメッセージを感じます。ここで言う上質というのは、単にラグジュアリーという意味ではなく、心とからだが満たされ今の自分に満足できるということ。それが健康と美につながっていて、自然の力を活用するアロマセラピーはその一つの方法です、というアプローチなんですね。

ここで、ニールズヤードレメディーズ創業者ロミー・フレイザーさんの言葉 を紹介します。

「本当の美しさとは、日々を幸せに暮らす人の健康で華やいだほほえみの中にある」

この健康と美の哲学に共感する方は、きっとニールズヤードが好きでしょう。

お会計の時には「Happiness」というハーブティーをいただきました。カウンター席に座って、沢山の香りを嗅いだ鼻を休めつつ、スタッフさんとお話しするチャンス。小話などをしながら(ここでも情報収集!)リフレッシュ。楽しいお買い物ができました。

人と出会う、想いを感じる、感覚を頼りにする。すべてがつながるからこそ、オーガニック&ナチュラルライフですね。

>>ニールズヤードレメディーズ

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