「19の新しいレメディ(セカンド19)」 エドワード・バッチ博士の物語⑥

「7つの助け手」 エドワード・バッチ博士の物語⑤のつづきです。

 バッチは生まれもった気質に対応する「12ヒーラーズ」、慢性的な心の不調を助ける「7ヘルパーズ」を見出したのち、さらに新しいレメディを求めて歩み続けます。

 イングランド東部のクローマーの海辺で静かな冬の季節を過ごすあいだ、チェリープラムという名のレメディをはじめ次の8種類のレメディを見つけました。この後クローマーを発ち、イングランド南部を放浪する旅に出ます。ロンドンから少し離れたソットウェル村で小さな家に住みながら、最後のレメディづくりに励みました。

(彼が晩年過ごした小さな家とささやかな庭は「マウントバーノン」と呼ばれ、現在もバッチフラワーレメディの国際機関の拠点になっています。)

 新しいレメディは19種で、11種の木の花、3種の灌木、2種の草です。特に硬い木質のものは、それまでの太陽に光に当てる方法とは異なる方法で、火にかけて煮出すことでその花の力が引き出されました。

 この1滴1滴のレメディがバッチのもとを訪れる患者の心の苦痛をやわらげていきました。彼が患者からレメディの対価を一銭も受けとらなかったのは、野に咲く花々のレメディは自然界からの無償の贈りものだと考えていたからです。

 新しいレメディを発見する道のりは決して穏やかなものではありませんでした。彼はレメディを見つけるとき、その花のレメディを必要とする心理状態を自らが体験し、その花の効力を確かめました。無力感、あきらめ、憂うつ、嫉妬…。さまざまな感情に直面し、心身を弱めながら、それでも人々が心の苦しみから解放されるためにバッチはレメディの完成に向けて献身的に働きました。

 そしてついに38種類すべてのレメディを完成させたのです。

【Second 19】
チェリープラム
エルム
アスペン
ビーチ
チェストナットバッド
ホーンビーム
ラーチ
ウォルナット
スターオブベツレヘム
ホリー
クラブアップル
ウィロウ
レッドチェストナット
ホワイトチェストナット
パイン
マスタード
ハニーサックル
スイートチェストナット
ワイルドローズ



参考文献
『心を癒す花の療法 フラワー・セラピーの世界』 ノラ・ウィークス 著、林陽 訳 / 中央アート出版社
『The Medical Discoveries of EDWORD BACH PHYSICIAN』 NORA WEEKS / DANIEL COMPANY
『フラワーレメディの真髄を探るエドワード・バッチ著作集』 ジュリアン・バーナード編、谷口みよ子訳 / BABジャパン

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